リーダーシップで切り拓く就活と人生

就職は社会生活への船出に過ぎない。将来的に仕事を通じて夢や人生の目標を達成することが目的なのだ。そこで必要になるのが、リーダーシップだ。船が目的地に着くためにコンパスが必要なように、リーダーシップこそ夢や目標を達成し、就活と人生を成功させる能力となる。

リーダーシップで人生を切り拓く

 就職はゴールではなく社会生活への船出に過ぎません。正しい航路を進むにはコンパスが必要なように、仕事を通じて夢や人生の目標を達成するにはリーダーシップが不可欠となります。これから将来、環境に流される人生になるのか、自らの意志で人生を切り拓くのか、分岐点にあるといってもいいでしょう。
 また、就職説明会での担当者面接、OB面接など、就活の大半は初対面の社会人とのコミュニケーションであり、あなたがリーダーシップを身につける絶好の場です。就活は、自己分析で適正を見つけたり、面接のスキルやテクニックを身につけることではなく、あなたの人間力=リーダーシップ力を高めるためのチャンスと捉え、身に付けていきましょう。

企業はリーダーシップを求めている

 バブル崩壊後の失われた10年間、企業は少数精鋭・厳選主義に基づいて「素直な人」「優秀な人」を採用・育成してきました。その後の急速なグローバル化、規制緩和などによって経営環境が激変し、変化に対応できない企業は生き残りが難しい時代になりました。その結果、企業はどんな環境変化にも柔軟に対応でき、目標達成に向けて行動できるリーダーシップを備えた人材を求めるようになりました。
 それは、経済同友会が実施した調査(1999年4月)で、7割以上の企業が「熱意・意欲」のある学生を、約5割の企業は「行動力・実行力」のある学生を求めていることからもわかります。つまり、先行き不透明な時代を切り拓いていく能力=リーダーシップを備えた人材を求めているのです。

自分に克って就活に勝つ

 リーダーシップ力は、マニュアルを読めば身につくようなスキルではありません。また、他人や周囲を無理やり説き伏せるような力でもありません。リーダーシップとは、まず自分に打ち克ち、自分のミッションに忠実に生きることから始まります。そして少しずつ周囲に影響を与え、自分の影響の与える範囲を広げていくことです。まさに就活とは、これらを凝縮したひとつの舞台であるといえるでしょう。リーダーシップを身につけ、自分に克ち、就活を成功させましょう。

リーダーシップは就活を超えて必要な能力

 学生時代でも、クラブ活動やアルバイトなどに熱中し繰り返すことで、「正しく行う」マネジメント能力を身につけることができます。しかし、リーダーシップは、単に物事に熱中し繰り返すことでは身につきません。何が正しいのか、正しい方向はどちらかを考えることなしに、リーダーシップを身に付けることはできないのです。
 その意味で、自分の進むべき正しい方向を考える就職活動(就活)は、リーダーシップを身に付ける絶好のチャンスなのです。沢山の社会人とコミュニケーションを行い、あなたが進む「正しい道」を考えるなかでリーダーシップを身に付けることができます。リーダーシップは就活だけでなく人生をも切り拓きます。